歌劇「カルメン」(ハイライト)公演が無事に終わりました。
モーツァルトの音楽をたのしむ会 多摩支部としては、昨年1月のニューイヤーおしゃべりオペラコンサート2020以来(その後の公演は全て中止または延期だったので)、1年ぶりの公演でした。
コロナ渦で、今も東京は緊急事態宣言、という状態で何事もなく公演を開催できるのかずっと不安でした。社会の変化に応じたホールの使用制限の変更から、自分自身も含めた出演者、スタッフ、同居者の体調変化まで、最後まで全く気が抜けず、終わって、やっと「開催できたんだ」と自覚できて、ホッとした感じです。勿論、これから数日は無事に終わったと言えませんが…
こういう状況下で、間際での案内にも関わらず、お越し下さった皆様、出演者、スタッフ、ご家族の皆様…ご協力くださった全ての皆様に心から感謝します。ありがとうございました。
この1年間、「世の中がギリギリの状況になったとき、生の演奏会が本当に必要なのか、自分のやっている「演奏」「音楽」はそういう時でも価値のあるものとして存在しうるのか」ずっと問い続けてきました。
その答えは分かりませんが、公演後に挨拶(不覚にも…だったのですが…)させていただきながら、自分は、とにかく音楽(演奏)が大好き、ビゼーの「カルメン」は最高に素晴らしい曲だ、と改めて実感しました。多くのお客様に聴いて頂くことができて、とても嬉しい気持ちでした。(本当は「今はコロナ渦なので、本日は出演者は見送りしません、楽屋での面会もなしです」とお伝えしたかったのですが、肝心なことは何も伝えられず…)
今回はアンケートも挟み込みませんでした。もし何か感想などありましたら、mozart@haydn.jpn.orgまで頂けると嬉しいです。
少しずつ、再開していきます。
今後ともどうぞよろしくお願いします。(多摩支部代表 野崎知之)